心で見なければものごとは
よく見えないってこと。
大切なことは目に
見えないんだ。

サッカーワールドカップカタール大会（2022）で、日本人サポーターが大会組織委員会から表彰を受けました。
その要因は、「清掃」でした。開幕戦となったカタールVSエクアドル戦後、スタンドに落ちていたゴミをきれいにしようと自発的に清掃をしたことを皮切りに、各会場での日本人サポーターが清掃を行う姿が評価されたのだそうです。
何気なく行っていた日本人サポーターの行動の背景には、その空間を綺麗に整える清掃を大切にしている日本人の文化があるのかもしれません。

「清掃」とは物づくりとは違い、行為の結果、新しい物を形として生み出すことはできません。だからこそ私達は、その「清掃」という行為に、精神誠意向き合うマインドを大切にしています。
宿泊されるその一室は唯一無二。その一室一室に合った清掃方法や管理方法を徹底して追求することこそ、宿泊されるお客様や施設様に喜んでいただけることにつながると信じているからです。

上記の一節は、サン＝テグジュペリの「星の王子さま」に出てくる言葉です。お客様と宿泊される一室との一会は、かけがえのないひと時です。お客様が安心して快適な時間をお過ごしいただける一会を想像し、私達は、「清掃」に責任と誇りをもち、心を尽くして邁進して参ります。